ゆにっと第4回公演 第12回池袋演劇祭参加作品
Dear Destiny 〜抱えきれぬ想い〜

Dear Destiny 〜抱えきれぬ想い〜

-日時-
2000年9月8日(金)〜10日(日)
8日(金)19:30〜
9日(土)14:30〜/19:30〜
10日(日)13:30〜/18:30〜
(楽回のみ特別バージョン)

-会場-
池袋小劇場

-出演-
間宮真理=あくせるお香坂浩輔=中尾和貴安藤泰治=満田伸明百合子(女医)=口の町芽久間宮博士=榎本 淳真理香(ヒナ)=KAZUHO
ピザ屋=はたゆうさく
(千秋楽のみ)

-声の出演-
男=速川マコトピザ屋=はたゆうさく


-作・演出-
K.K.

Dear Destiny〜抱えきれぬ想い〜

-あらすじ-

信じていた日常。
日々を重ねて行く事が当り前だと思っていたあの頃。
-それは、突然に訪れた-

 いつもと変わらない会社帰り、泰治の家に同居する浩輔と真理(しんり)。家に帰ってビールを飲み一日の疲れを癒す二人に、飲めない真理が付き合う。こんな当たり前の光景を信じていた。ある日、浩輔が道で倒れていた女を抱えて帰ってくる。仰天する真理。目を覚ました彼女は、こともあろうに真理の事を「お母さん」と呼んだ。記憶を封印された彼女は“ヒナ”と名付けられ、男3人との奇妙な共同生活が始まり、非日常が訪れたかのように見えた。が、しかしこれは序章に過ぎなかった。実は…。

-作者の言葉-

 今ある目の前の幸せを、人は忘れがちです。そして無くした時に初めて気付くのです。失ったものの大きさに。人のつまらないプライドは時として欲より上を行き、最悪の選択をする場合があります。不器用な言葉は誤解され、相手にとって自分ほどの真実は必要でない事に驚き、価値観の違いに愕然とするものです。あたりさわりのない付き合いが“楽”になり、“嘘”に染まった世界で“心”はどこへ届くのでしょう。起こってしまった事は取り返しがつきません。仕方ないのです、絶対なんてないのですから。たとえ弱い魂が傷ついても、大切なのはその後どうするかという事です。

あくせるお
間宮真理(まみや しんり)

居候で根暗なコンピュータープログラマー?

中尾和貴
香坂浩輔(こうさか こうすけ)

泰治のルームメイトのサラリーマン??

満田伸明
安藤泰治(あんどう たいじ)

大阪出身。関西弁の明るい家主。人見知りしない。

口の町芽久
百合子<女医>(ゆりこ)

ヒナの能力を開発している女医?

榎本 淳
間宮博士(まみや)

真理の父。ある研究をしている。

KAZUHO
真理香<ヒナ>(まりか)

拾われた謎の娘。真理をお母さんと呼ぶ。

  Dear Destiny 〜抱えきれぬ想い〜
「真理が作った箱庭」