ゆにっと第5回公演
Eternal Flame

Eternal Flame

-日時-
2001年5月25日(金)〜27(日)
25日(金)19:00〜
26日(土)14:30〜/19:30〜
27日(日)13:30〜/18:00〜
(楽回のみ特別バージョン)

-会場-
江古田ストアハウス

-出演-
上宮橘=KAZUHO葵=あくせるお桜=口の町芽久巨積=榎本 淳深山百森=武田賢二青柳=鈴木潤菘=若林いちえ赤松=岩崎大輔
薬屋:満田伸明(楽回特別バージョンのみ)

-声の出演-
庚=飯田彰子男(君)=速川マコト民=満田伸明・はたゆうさく

-作・演出-
企画・制作=ゆにっと作・演出=K.K.音響=飯田彰子照明=浅見雄介ダンスステージング=伴・真理子殺陣=吉四六チラシ・パンフレットデザイン=ナカムラトヨヒサ

-あらすじ-

与えられた運命を切り開こうとしている若者がいた…。

 橘の祖父・右京の家と、桜の父・巨積(こづみ)の家は、「君」を主君とするこの国の側近として繁栄する二大勢力であった。 橘と桜は両家の重圧の中にあっても、互いを思いやり信頼し成長して行った。しかし右京の死後、若くしてその後を継いだ橘の手腕に、巨積は次第に恐れを感じ初めていた。『宮』に呼ばれた一同は、弟・青柳(せいりゅう)を後継ぎとするという勅命を告げられる。巨積は青柳と桜を結婚させ、自分の地位を不動のものとしようと企てたが・・・・。

-作者の言葉-

『大衆と同じ意見でなければ"変"という意識がまかり通る世の中では、人を守るための法律やルールがその人や家族を深く傷つける事もあります。自由に生きるという事で日々の生活に追われる人もいれば、逆にストレスを受け入れて上手に過ごしている人もいます。結局たいして変わっていない私たちに出来る事は何なのか?見ているだけでは本当に何も変わらないのだから・・・。』

 目に見えるモノが本当に正しいなんて誰にもわかりません。もしかしたら明らかに間違っているのに正しいと言わなくてはならない時もあるかもしれません。人は目の前の力に無力です。自分より劣っていると思った相手の意見に耳を傾けません。自信がない者ほど強い者に媚び、弱い者に力を見せつける傾向が強いような気がします。誰にも束縛されず気持ちを伝える勇気と、許す強さを持ち続けられたらどんなに良いでしょう。人をヤジって陥れるのではなく、改革を望むなら協力すればよいのです。自分が一番可愛いのは誰もが一緒です。人を心から信じる事が難しいのも、そうだからなのかも知れません。いつも「そうありたい」と望んでいるのに、実行するのは難しいものです。
 大自然の中のちっぽけな私達だからこそ、当たり前の事を忘れずにいたいものです。

KAZUHO
上宮橘(かみのみや たちばな)


五行=火

あくせるお
(あおい)


五行=水

口の町芽久
(さくら)


五行=木

榎本 淳
巨積(こづみ)


五行=土

武田 賢二
御山百森(みやま びゃくしん)


五行=土

鈴木 潤
青柳(せいりゅう)


五行=金

若林 いちえ
(すずな)


五行=金

岩崎 大輔
赤松(あかまつ)


五行=水