ゆにっと第10回公演
JASPER 〜蒼き森の鼓動〜

-日時-
2004年11月26日(金)~28(日)
 26(金)19:30〜
 27(土)14:00〜/19:30〜
 28(日)13:00〜/17:00〜


-会場-
アイピット目白

-出演-
龍深長森=あくせるお朔耶=KAZUHO巴=宇高志保八木澤申之助=真田勘司戌飼一真=阿部悠磨卯佐見昌親=平木孝嗣寄居鷹満=茂木真澄灯=青木千恵虎弥太=藤本志聞須々=安永まゆ御蔵玄祥=榎本 淳

-声の出演-
北乃国の恵浪三狼(エナミ サブロウ)=森重義孝/田島誠冶・浅見雄介

-スタッフ-
企画・制作=ゆにっと作・演出=K.K.舞台監督=浅見雄介照明=LIGHT GROOVY照明プランニング=赤石 諭照明オペレーター=兼子慎平音響=Sound Gimmick音響プランニング=田島誠治音響オペレーター=飯田彰子トリックアドバイザー=RAFAEL HARA振付=伴・眞里子殺陣=吉四六イラスト=大田欣チラシ・パンフレット=ナカムラトヨヒサ場内アナウンス=目次里美
-提携-
M,A,S,〜マーズ〜
-協賛-
劇団青杜

-あらすじ-

 その存在は絶対だった。生まれながらに地位を約束され、自由な発想で次々と時代を切り拓くその男は…反面孤独であった…。そんな彼の統治する国では、近頃 “義賊”を名乗る盗人がはびこっていた。

-作者の言葉-

 理想と現実の狭間に疲れ、建前ばかりの暮らしの中、ふと周囲に心の通い合う人が誰もいないような感覚に陥ってしまう時…、一人でも相談する相手を思い出せたら幸せですよね。物事には自分の言い分と相手の言い分、そして真実が存在します。弱い私達が公平に判断するのは難しく、自己中心的に物事を捉えがちです。一度疑い出すと何もかもが疑わしく、信じようとしても些細な疑念を拭いきれなかったりします。最初は本当に解り合いたかったはずなのに…。
 直ぐにまた同じ過ちを繰り返してしまう私達ですが、諦めず原点を見つめ直す努力を怠らないでいたいものです。

◆4つの国で構成される
南埜国(みなみののくに)国主=龍深家(たつみ)龍深長森(たつみながもり)
東野国(ひがしののくに)国主=寄居家(よりい)寄居鷹満(よりいたかみち)
北乃国(きたののくに) 国主=恵浪家(えなみ)恵浪三良(えなみさぶろう)
西之国(にしののくに) 国主=蒲生家(がもう)蒲生政勝(がもうまさかつ)

あくせるお
龍深 長森(タツミ ナガモリ)

南埜国国主。龍深家当主。人を惹きつける天性のオーラを持つ時代のカリスマ。

KAZUHO
朔耶(サクヤ)

長森の妹として玄祥によってひっそりと育てられる。満月が近くなると碧玉の力が…。

宇高志保
(トモエ)

若くして龍深家侍女筆頭。才色兼備で作法一般も完璧にこなす女性の鏡であるが実は…。


真田勘司
八木澤申之助(ヤギサワ シンノスケ)

百姓出身。長森に拾われ家臣となる。頭が良く機転が利く、ムードメーカー。武術は苦手。

阿部悠磨
戌飼 一真(イヌカイ カズマ)

戌飼家当主。龍深家剣術指南役。一本気な男。長森と朔耶に身命を捧げる事を誓う。

平木孝嗣
卯佐見昌親(ウサミ マサチカ)

頭の良い男。諸国を放浪した後、長森に興味を抱き、南埜国へ留まり家臣となるが…。

茂木真澄
寄居 鷹満(ヨリイ タカミチ)

東野国国主。寄居家当主。国の事情で南埜に反旗を翻した過去を持つがその後、同盟国となる。


青木千恵
(アカリ)

龍深家の侍女。虎弥太とは幼馴染。忍びの里で生まれ育ったくの一。その主人は…。

藤本志聞
虎弥太(コヤタ)

忍びの里の長の子。里を抜け出した後、各地を転々とし、父親の死を知る。そしてある決意を…。

安永まゆ
須々(スズ)

シジミを売り、幼い弟と妹、病気の母親の世話をする朔耶の友達。「義賊」に感謝している。

榎本 淳
御蔵 玄祥(ミクラ ゲンショウ)

御蔵家当主。長森の守り役、世話役を経て現在の参謀の地位に。朔耶の育ての親。


—碧玉(ヘキギョク)・玉髄・Jasper(ジャスパー)—

大地を表し、落ち着いた思考を与えて恐怖心を和らげる。ネガティブな感情や状態からの脱却。協調性を助け調和をはかる。